*直球girl×無口boy*






私と彼は遠距離恋愛中。




遠距離恋愛は私の中で最も続きにくい付き合い方だと思っている。





逢いたいと思っても逢えない。これほど悲しいことがあるか...






ウオアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーッ!!!!




逢いたい!



『....逢いたいよー....』






1人の空間に私の声は消えていく。






それでも毎日1回は電話をするようにしている。




長く離せなくても毎日彼の声を聞くだけで安心できる自分がいる。





そんな、私を支えてくれている彼からの電話が今日はまだない。






『....おかしいな。...彼そういうところはマメな方なのに。..』








どうしたんだろう。....そう思ったとき彼専用の着メロが流れてきた。





ガバッと効果音がつくくらい勢いよく起き上がり携帯を手にとった。