涼介side


「涼介ーっ♪おはよーっ!!」


廊下を歩いてると後ろからテンションの高い声


「愛人朝からうっせー。」

俺と同じグループの佐伯愛人(さえきあいと)

「涼介朝から不機嫌でちゅねー♪」


と頬っぺたをツンツンしてくる。

「きもいからやめろや笑」

まぁ愛人は朝からこーなんだけどね。笑



俺は愛人と教室に入る。

教室に入らばみんなの賑やかな声と女子の目線


「涼介君っ!!愛人君っ!!おはよー♪」


女子達がきゃぴきゃぴした声で言ってくる


「グッドもーにーんぐ♪」


愛人は返すが俺はスルー。


でも…俺はある子にだけは毎日挨拶を欠かさない


「美春♪おはよーっ!!」


「おはよう涼介君。」



そういって微笑んでくれる美春。

その笑顔がたまらなく俺は好きだ


そう…俺は美春のこが好きだ…


美春は友達と話してる


寂しそうな顔したり笑顔になったり…


美春を見てると飽きないんだ…


「りょーすけっ!!」


後ろから愛人が抱きついてきた


「だからきめーって笑」

「まぁーた美春ちゃんのことばっか見ちゃって…ほんとに好きだねぇー♪」

「黙れ////」

「あーら照れちゃって♪」

そういって愛人はからかってくる