もう一度、君と…。

「あ、うん。俺…言いたいことあって…」

上靴は、私と同じ色…。

「…?」

「好きなんです。…あと、真夏さんが心配で……」

…心配?

私は首を傾げる。

「真夏さん、いやいや付き合ってるんですよね?」

「…」

私はずっと黙って、男子を見つめる。