「今日は何だ?…進路か?」 一発で当てられてしまうとは、少しばかり悔しい。 「…はい。実は…」 私は全てを竹田先生に話した。 「…なるほどな。俺的には…杉岡南か高美桜笑だけどなぁー」 「…どうしてですか?」 首を傾げると、先生は少し笑った。 「杉岡南はココら1の学校だしな…、それに高美桜笑は日本トップ校でもある。……それに言いにくいんだが、俺の母校でもある」