もう一度、君と…。


「恋羽先輩、知ってましたか?アイツ、恋羽先輩が来てくださる度に、喜んでるんですよ?」

「…そーなの?」

少し首を傾げるて、朱井君を見る。

…別に変わった様子もないし、そう言う風には見えないけど…。

「おぉっ!恋羽、久々だな」

バスケ部顧問の竹田(たけだ)先生は、笑顔で近づいてくる。

「お久し振りです」

少し笑うと、先生は…、