君が大切。

和也は、お昼になるといつもの場所にいる。

学校横のグランド。

私は、ちゃんと気持ちをつたえないと。

友達なんて言わせない。。。



グランドに着くと、フードを被った和也がいた。

『和也。雪だね。』

声をかけた。

振り返って私をみた。

『みか、この子達、段ボールの家だと、雪がヤバくね?凍えちゃうよ。』

この子達というのは、子猫。

和也は、二匹の子猫を抱いていた。

寒いのか、和也にギューと抱きついている。

『家に連れて帰ろ。暖かい場所に。』

和也が言った。

『私が一匹飼うよ♪かわいい猫ちゃん。』

和也から一匹もらい抱いた。

子猫は、爪をたてて私にだきついた。

『痛い。痛い。』





子猫は私の腕の中で静かに呼吸をしている。

和也は子猫の顔を見ていた。


『お母さんは、どこへ行ったかな?
みかは、お母さんだぞ。』

指を指して私を見た。


私は、照れてしまい顔を赤くする。


和也に、お母さんって呼ばれた。。。

めっちゃ嬉しい。




和也には、私はどううつっているの?私は?


ズキッって心が叫ぶ。


好き過ぎて怖い。。。
この想いを伝えたい。でも…。



和也は、絶対に私のことは女友達って思ってる。
だから、告白できない。
友達の関係を崩すのはしたくない。。


喋れなくなるのが怖い。
けど…。。。


この子猫ちゃんみたいに和也に抱きしめてもらいたい。


『かず。。。和也。今日は、何の日か知ってる?』
和也は子猫を抱きしめてみかを見た。

『あれだろ?チョコもらう日。』
私は、照れながら言った。
『私ね。和也のことが…』

言葉をいいかけたら和也が、。

『言うな。俺が先に言いたい。みかのことがずっと好きだった。失うかも。って思ってた。子猫をみかが抱きしめてたのみたら、抱きしめたくなった。』

ふわぁっと和也が抱きしめる。
嬉しさで涙が出る。

『同じ想いだったんだね。ありがとう。』

私達は、照れながら抱きしめあった。

子猫達を下ろすと、、、

私達はキスをした。



嬉しい。こんな気分は、、、、