「おい!お前ら早く席につけ!」
チャイムが鳴り、教室に入って来た先生の怒鳴り声でみんなガヤガヤと席についた
「よしっ、みんな席についたな。それじゃホームルームをはじ...」
先生が言い終わる前にガラガラッとドアを開け誰かが教室に入ってきた
どうやらもう一人の記録保持者が来たようだ
「よしっ! ギリギリ間に合った!セーフセーフ!」
坂田 実
彼は連続遅刻記録の保持者だ
実は僕とかなたと仲が良く、僕らは「晴れ時々曇り組」なんて呼ばれている
「曇り」とは僕のことだろう
「全然セーフじゃないぞ坂田、バリバリ遅刻だ」
先生がそう言うと周りはケラケラ笑っていた
「ちぇっ、なんだよちょっとくらいオマケしてくれたっていいじゃねーか」
ブツブツ言いながら実は僕の隣の席に座った
「おはようさん、ふうま」
「おはよ、実」
こうしておはようと挨拶するのも、かなたや実とくらいだ
こんなバタバタしたホームルームから僕の高校生活の1日がスタートする
この学校は函館にある男子高で、男子高なだけあり、授業中も落ち着きがなく、先生に注意されない時間はない
だが、みんなそれぞれに将来の夢とか、目指してる大学だとか、自分の将来の事についてしっかり考えを持っている
チャイムが鳴り、教室に入って来た先生の怒鳴り声でみんなガヤガヤと席についた
「よしっ、みんな席についたな。それじゃホームルームをはじ...」
先生が言い終わる前にガラガラッとドアを開け誰かが教室に入ってきた
どうやらもう一人の記録保持者が来たようだ
「よしっ! ギリギリ間に合った!セーフセーフ!」
坂田 実
彼は連続遅刻記録の保持者だ
実は僕とかなたと仲が良く、僕らは「晴れ時々曇り組」なんて呼ばれている
「曇り」とは僕のことだろう
「全然セーフじゃないぞ坂田、バリバリ遅刻だ」
先生がそう言うと周りはケラケラ笑っていた
「ちぇっ、なんだよちょっとくらいオマケしてくれたっていいじゃねーか」
ブツブツ言いながら実は僕の隣の席に座った
「おはようさん、ふうま」
「おはよ、実」
こうしておはようと挨拶するのも、かなたや実とくらいだ
こんなバタバタしたホームルームから僕の高校生活の1日がスタートする
この学校は函館にある男子高で、男子高なだけあり、授業中も落ち着きがなく、先生に注意されない時間はない
だが、みんなそれぞれに将来の夢とか、目指してる大学だとか、自分の将来の事についてしっかり考えを持っている



