ズボラ女子が恋をした場合。




「そうだな、あとはほかに誰を誘うかなんだよなぁ」

女子二人なら男も二人か、でもライバル増やしたくないしなー……。



ふと、公園での出来事がよみがえる。


「ねぇ茉莉ちゃん、黒髪の背の高い、んー、確かサッカー部だったんだけど、鈴菜ちゃんと仲のいいイケメンって知ってる?」

すっげー大雑把な表現だけど、あんだけイケメンならたぶん有名だろう。



「…もしかして木島くんのことですか?」

木島……。

……あぁ、
なんか名前聞いたことあるわ。

サッカーがうまくてイケメンで有名な東高の木島って、あいつなのか。


「名前は分かんないんだけど、鈴菜ちゃんと仲良いみたいだね」

前会った様子から察するに、
付き合ってはいないみたいだったけど。

好きだってのは、傍から見ればバレバレだな。


本人は、自分の気持ちに気づいてるんだか気づいてないんだか、そんなとこ?


「すごく仲良しですよね、
いつも一緒に居るし、すごくお似合いですよね!」

「んー……、そだね」

ここで反論するのもおかしな話だけど、
ちょっと妬けるな、今の。


「じゃぁ、メンバーは決まりだね」