ズボラ女子が恋をした場合。





水族館を思う存分満喫したあと、少し遅めのお昼にハンバーガーを食べた。


分厚くて食べづらいやつ、でもめちゃくちゃ肉汁がジューシーでおいしいやつ。



こんな時間に食べたら夜中の10時とかにお腹が空いちゃうやつだなと思いながら、それはそれでいっかと自分を納得させた。




夏は日が長くて、
その分活動時間が長くて得した気持ちになる。

少し心が浮かれちゃうような、
そんな感じも好きだったりする。



太陽がゆっくりと沈みそうなこの感じもまたいい。
駅までの一本道は相変わらず歩いていて気持ちがいい。




なんだか、今日は本当に楽しかったから、このまま帰るの……。


「少し、寂しいな」

遥斗はぼんやり前を向きながらそう呟く。