「なんだよいちいち大声で、びっくりするだろ」
「ご、ごめん…、でも…、いいや、せっかく場所とれたし大丈夫だよ」
「とか言って、本当は飲みたいんだろ?」
「うっ……」
さすが幼馴染。
「あっちに確か売ってる屋台があったはず、俺買ってくるから、一人でちょっと待ってられるか?」
「え、いいの??お金はちゃんと後で払います!!」
「おう、少しだけ待ってろよ」
そう言ってちょっと小走りで遥斗は屋台に向かった。
いつもよりやけに優しい遥斗がやっぱり変だなと思いながら帰りを待っていると、スマホが鳴り出した。
「あれ?」
日向から着信だ。


