ズボラ女子が恋をした場合。




「じゃぁ、無事合流できたことだし、これからは別行動な!美咲、行こう」
「はーい!じゃぁねお二人さんっ」


拓哉と美咲は手を繋いで人混みの中に流れていった。



「遥斗?」
「え?」


気が緩んでる間に、急に視界いっぱいに入ってきたすずの顔。

大きな目でじーっと見られると、胸の鼓動が早くなるのを感じた。



「やきそば、食べたい!!」
満面な笑顔でそう言ってくるすず。

「お、おう…。行こうぜ」




やべ、俺。
なんか最近、変だ。



「はーい!」

やきそばが食べられると喜んでるすずの横顔を見て、



「…わいいかよ」
「え?なんて?」


「なっ、なんでもねぇよ!」

考えてることが、勝手に口から出てくるし、なんかもう、本当俺どうした??