ズボラ女子が恋をした場合。




「行くぞー、……ほいっ」
「わっ」


日向が蹴ってきたボールを蹴り返すと

「あははっ、鈴菜ちゃん運動苦手?」

日向は笑いながらまたボールをこちらに返す。



「うん、なんだか動かしたいように体がついてこないの!イマジネーションは完璧なんだけどね!!」

そうやってボールを蹴り返すと、日向は足でボールを止める。




「イマジネーションは完璧なのかー、素晴らしい!!そしたら鈴菜ちゃん、ボールをつま先じゃなくて、足の内側で、力をあまり入れずに、俺に戻す感じで今度やってみて!」

そう言って、日向はまたボールをこちらに蹴る。



「足の内側ね!……ほいっ!!」

あっ、本当だ!!
つま先だと少し痛い感じもしたけど、内側だと痛くないし、
ボールも綺麗にストレートに日向に向かってる!!




そうして何回かパスをして、私は初めて感覚をつかむってやつが分かった気がする!

今からなでしこジャパン目指せるんじゃないかなぁなんて、おっとすみません調子に乗りすぎてしまったようだ。