ズボラ女子が恋をした場合。




「うん…」

なんか緊張するなぁ…、
なんて思いながら日向の横に腰を下ろす。



こんなところ誰かに見られたら、なんか、
うん、恥ずかしいかも。



「鈴菜ちゃん、前から思ってたけど睫毛長いね」

「え?!そっ、そうかな…」

そんなにじろじろ見ないでほしい…。
最近眉毛のお手入れもしてないためボーボだから見ないで欲しい…。



なんだか聞きたいことや話したいことがいっぱいあるような気もするけど、
なんとなく、互い黙ったまま、しばらくサッカーボールを追いかけまわしてるちびっこたちを見ていた。



「鈴菜ちゃん」

日向は立ち上がって、バッグの中からサッカーボールを取り出した。



「サッカー、やろうよ」
「あ、うん!」


スカートの後ろを少しはたいて、
「お手柔らかにお願いします」
私はそう言った。