「えっと……、こんな俺なのに、なんかいいのかなって、正直思ってます。いや、光栄です、票を入れてくれたみんなに感謝ですね。ありがとうございます!」
少し照れながらも、なんだかんだ嬉しそうな遥斗。
そんな姿を見ていたら、私もなんだか嬉しくなってきた。
「いやー、本当におめでとうございます!ではでは、今回ね、投票用紙の欄に質問コーナーを設けさせて頂きました、その中で特に多かった質問をちょっとピックアップしてみました。質問していきますねー」
「はい、どんな感じだろう」
「一つ目、好きなタイプの女の子を教えてください!さぁ、お願いします!」
やっぱり恋愛系きたーーーーー!!
絶対くると思ったーーーーーー!!
「そうですね……」
タイプ、なんて答えるんだろう……。
「えっと、まぁ、笑顔が可愛くて、一緒に居て楽しい人、ですかね」
おおぉぉぉ……。ちょっと無難な所を狙ってきたか??お??(なぜ煽る)


