ズボラ女子が恋をした場合。




やっぱり、そうだよね。
告白か。


さっきの遥斗の顔が頭の中に浮かぶ。



遥斗、ほかの子と付き合ったら、

あの腕で、他の子をぎゅっとしたりするのかな。


あの優しい声で、ほかの子の名前を呼ぶのかな。



あぁ、いやだな……、そんなの。

胸に今まで感じたことのないような、ズキっとした痛みが走る。



「すず?」
「え?」

美咲の声に反応して、うつむいてた顔を上げると、

「大丈夫?」
少し心配そうにこちらを見ていた。



「どこか具体が悪いのですか?」
茉莉ちゃんもつたれて心配そうにこちらを見る。



「あっ、いや、全然大丈夫!ちょっと、考え事してて」



これはなに?
なんていう感情?


……いや、ちょっ、ちょっと待って。
ふと浮かんできた四文字にはっとする。


やきもち。

……ヤキモチ!?