ズボラ女子が恋をした場合。




「え?!いやいいよ恥ずかしいもん」

小さい頃はあんなに撮られるのが好きだったのに、だんだんと恥ずかしく感じるようになってきた。そういうところ、ちっとも女子高生らしくないよなぁ……。



「俺は撮りたい」
「え?」


「いいだろ?小さい頃はあんなに二人で撮ってたんだから、今更勿体ぶるなよ」

遥斗はそう言って、私の頭をポンを撫でる。



「だって、変な顔で映ったら恥ずかしいじゃん」

そして、私は遥斗に頭を撫でられるのが、……どうやら好きみたい。



「すずは可愛いから、安心しろよ」

そう言って、楽しそうに笑う遥斗が、なんだかすごくキラキラして見えた。



カシャッ



「「え?」」



シャッター音が鳴ったかと思えば、

「めっちゃいい写真撮れちゃったー!」

美咲と拓哉は楽しそうにこちらをニヤニヤしながら見ていた。