ズボラ女子が恋をした場合。




目の前に熱々のラーメンが運ばれてきた。

二人でやってきたのは、以前茉莉ちゃんとも来たことがあった、クーポンがすごくキャッチ―なラーメン屋さん。


「「いただきまーす」」


割りばしを割って、ラーメンを口に運ぶ。


熱っ、そして相変わらず、

「おいしいーーーっ」

めちゃくちゃ美味である。



もうどなたですかこんな罪深き美味な食べ物を開発したのは……。
日本国民を代表しここにて感謝申し上げます。



「……そういうとこ」
「え?」

「めっちゃ好き」

そう言って、再びラーメンを食べ始める日向。



もう……、またそんなこと言って……。



「はぁー、ごちそうさまでした」
「おいしかったね」
「ねっ!おいしかったね!」



お店を出て、駅へと向かう。



「そういえば、文化祭、何やるの?」
「うちはメイドカフェやるよ」

「じゃぁ鈴菜ちゃんもメイド服着るの?」
「うん…、恥ずかしいしなんか柄じゃないけど……」