ズボラ女子が恋をした場合。




「なるほどね。あんた大人だわ」

「このショートヘアーがロングになってる頃には、新しい恋してるといいけどねー。あっ、そろそろ準備戻らないとね、ありがとう話聞いてくれて」

「いいのいいの!話してくれてありがとう!さて、行きますか!」



足音が聞こえなくなるまで、私はその場から動けないでいた。



こんなにも遥斗を思ってる人が居る。

このことを、きっと遥斗は知らないんだろうな。



でも、さっきの女の子の話、嬉しかったというか、
幼馴染でしか繋がっていないと思ってたけど、

…少しは、自信を持っても、いいのかな。


遥斗の隣で、友達ではなくて、幼馴染でもなくて、

―――彼女として……。