ズボラ女子が恋をした場合。




体育祭の種目は一人最低2つ出ればいいみたいだから、運動音痴の私は玉入れと、女子綱引きに参加することにした。


とはいっても、女子綱引きはなんだかんだ毎年申請人数より遥かに多い人数で決行される。



人数が多い方がやはり有利になるから、
当日になって潜り込んで参加する猛者が沢山存在する。


先生たちもそれは分かってるけど楽しそうに見てて、ある意味伝統の一つになってる。



体育祭はやはり運動部の見せ場みたいで、
遥斗は張り切っていろんな種目に参加するみたい。



「えー、では続きまして、
文化祭の出し物を決めたいと思いまーす。なんか案ある人いる?」

学級委員長が黒板を背にしながらみんなに問いかける。



「お化け屋敷?」
「やっぱ焼きそば?」
「フランクフルトもよくない?」


ほうほう。どの案もめちゃくちゃ面白そう。