ズボラ女子が恋をした場合。



「うん…、そうだね、遥斗はたぶんまだどう接したらいいか、わからなくて戸惑ってるだけだと思うんだよね」

鈴菜ちゃんは一人でうんうんと頷いてる。



なんか。

「ねぇ」
「ん?」
「せっかく今二人で居るんだから」



面白くない。


そう言って、鈴菜ちゃんに近づく。



「……え?」
「もっと俺のこと、見て欲しいな」

柔らかい髪から、ふわりとシャンプーの香りが漂う。