そこから先は、甘くて妖しいでんじゃらすゾーン。【完】


直ぐに返信があった。


《はぁ?》

〈彼氏は弁護士先生とゆーことで……〉

《アホか?それより、チビはどうしてる?生きてるだろうな?》


何コレ?私の大切な話しよりチビちゃんのこと気にしてる。


〈ちゃんと生きてますよ。今から私が作った離乳食を食べさせます〉

《鈴音が作った離乳食?大丈夫か?変なモン食わすなよ》


もぉ~!ひどーい!私って、そんなに信用ないの?


〈ご心配なく!〉と送信してスマホの電源を切ってやった。


フン!ちょっとは私にねぎらいの言葉掛けてくれてもいいのに!陸さんのバカ!


プリプリ怒りながらチビちゃんの離乳食を冷蔵庫から取り出し、少し温めて食べさせてみると、なんと!美味しそうにパクパク食べてくれる。


おぉ~!!何気に感動!!努力が報われた気がしてめっちゃ嬉しい。これで陸さんにも自慢出来ると浮かれていたら、チビちゃんが眠そうにあくびをした。


あ、お昼寝の時間か……


二階の私の部屋のベットにチビちゃんを寝かせ、閉め切っていた窓を少し開けて私も添い寝する。


お腹一杯で満足したんだろう。ミルクを飲みながら寝てしまったチビちゃんの横で、私もウトウト。


ポカポカした日差しと、時折カーテンを揺らす風が心地いい……


バーバラまで気持ち良さげに足元で丸くなってる。


「なんか頑張り過ぎて疲れちゃった……少し寝よう……」




―――それからどのくらい眠っていたんだろう……


バーバラの異様な鳴き声で目が覚めた。


「うっ……何……この煙……ゴホッ!」


驚いて飛び起きると、部屋の中は白く霞み何かが燃えてるような臭いがした。