そこから先は、甘くて妖しいでんじゃらすゾーン。【完】


私の答えはもちろん


「後悔なんて、しません」

「……分かった」


陸さんは一言そう言うと、もう一度、私に深く濃厚なキスをした。彼の舌が私の舌を絡め転がすようにゆっくり動く。


そして、パジャマのボタンが一つ、また一つと外され露わになった胸にさっきまで私の唇を塞いでいた彼の唇が押し付けられた。


胸への長い愛撫は、これから未知の世界を体験する処女の私を気遣っているようにとても優しかった。


でも、やっぱり心の片隅では恐怖を感じていたんだろう……


陸さんの指が下へと下りてきた瞬間、ビクリと反応し体が強張る。


そんな私の小さな変化を敏感に感じ取ったのか、動きを止めた陸さんが耳たぶにキスしながら囁く。


「心配すんな。無理にはしないから……鈴音の体が俺を受け入れられる状態になるまで待っててやる」

「陸さん……」


嬉しくてまた泣きそうになった。こんなに大切に抱いてくれるなんて思ってなかったから……


あなたは本当に優しい人……


その言葉通り、男性を知らない私の体を時間を掛け、急かすことなくゆっくり女にしていく。


徐々に体の内側から熱く燃えるような何かが溢れ出し、感じたことのない快感が湧きあがってくる。それと同時に自然と漏れる声……


「なんか……私、変です……」

「変じゃない。感じてるんだ……」


―――これが感じるってこと?そう思いながら虚ろな目で陸さんを見上げた次の瞬間、下腹部に強烈な痛みを感じ思わず身を捩る。


想像以上の激痛に顔が歪み息をすることさえ忘れてしまいそう……


やっと陸さんと一つになれたのに、それを喜ぶ余裕など全くなった。