一晩中泣いても、涙は枯れる事を知らないように、
流れ続けた。
仕事に行く気力もなくし、仕事も休んだ。
…その間に、何度も、歩がメールをくれた。
元気づけるメールを。
それでも、私はやっぱり元気になれなくて、
ベッドから、起きられなかった。
週末。
夕方に、インターホンが鳴った。
「綾瀬さん、お届けモノです」
・・・何やら配達らしく、重い体を何とか起こして、
それを受け取った。
…真っ赤なバラの花束だった。
・・・その花の中には、カードが一枚入っていた。
『誕生日おめでとう』
そう書かれていた。
・・・差出人は、・・・秀人。
私の誕生日を覚えていたようだ。
…私は忘れていたのに。
そのカードの下に、花言葉が・・・
流れ続けた。
仕事に行く気力もなくし、仕事も休んだ。
…その間に、何度も、歩がメールをくれた。
元気づけるメールを。
それでも、私はやっぱり元気になれなくて、
ベッドから、起きられなかった。
週末。
夕方に、インターホンが鳴った。
「綾瀬さん、お届けモノです」
・・・何やら配達らしく、重い体を何とか起こして、
それを受け取った。
…真っ赤なバラの花束だった。
・・・その花の中には、カードが一枚入っていた。
『誕生日おめでとう』
そう書かれていた。
・・・差出人は、・・・秀人。
私の誕生日を覚えていたようだ。
…私は忘れていたのに。
そのカードの下に、花言葉が・・・