「ちゃんとお仕事してください、パパ」

ねぇ~と、希海に話しかける。


…が、希海は大のパパっ子。

すぐに秀人にだっこをせがむ。


秀人も、希海だ大好きでたまらない。

・・・ちょっと妬けるんだけど。

あえて、それは言わない事にしている。


「希海も好きだけど、愛海はもっと好き」

「///!」



・・・そう、秀人は何も言わなくてもすべてお見通しだから。



「私も大好きだよ」

人がいない事を良い事に、そっと唇を重ねた。




今も、これからも、ずっとこの幸せが続いていく。







・・・そうだよね、秀人?





そんな事を思いながら、私は秀人に抱きついた。








end