モデルの彼は幼なじみ+*。

ごめんね、お待たせ!と息を切らしながら
走ってきた夢那。

「走って来なくても良かったのに」

《私から誘って待たせてるんだから走るよ!》

と、気を使ってくれたみたい。
優しいんだよ、ほんとに。夢那は。