『ーーー』

『ーーー』

チュンチュンッ。

眩しい。まだ眠い。

『ーやっ。』

あれ?誰か何か言ってる?

私はうっすら目を開けたすると…

加恋と裕二の顔のドアップがそこにあった。

私は思わず『うわっ!』と言いながら仰け反った。

すると2人はだんだんと顔をこちらに近づけてきたけれど裕二は加恋の頭で加恋は裕二の頭でそれぞれゴツンッと言う鈍い音とともに顔をしかめた。

『もう裕二の石頭!!』

『うっせ!』

もう朝から人のすぐ上で喧嘩始めないでよ…。

『もう!2人ともうるさい!!』

私は大声で言った。

すると2人は驚いた顔をしてこちらを向いた。

『もう!寝起きの人の上で喧嘩しないでよ!!』

と私は怒りながら2人を睨んだ。