それから裕二が加恋に連絡して今から行く。と言ったらしい。

それからが本当に早かった。

約10分後加恋は息を切らしながらこちらに来るなり私に抱きつきぎゅぅぅぅっと力を入れるので本当に死ぬかと思った。

一方の加恋は泣きながら良かった。とそう言っていた。

それから裕二に今何時?って聞いたら朝方の4時とか言ってたから加恋は家の人に見つからないように出てきたんだなと思った。

しかも若干眠そうだし…。

『加恋。眠いならここのベットで寝るといいよ。』

と私は自分のベットを指差しながら言った。

すると…『うーん、ありがとう。じゃお言葉に甘えて。』

と言いながら私のベットに潜り込んできた。

『おい!俺は?』

『うーんと…『裕二はそこのソファに寝てれば?』』と加恋のきついお言葉がとんだ。

加恋が言ったことに気に入らないのかジッっとこっちを見る裕二。

『あーもー分かったわよ!裕二もここで寝れば!!』

私は耐え切れなくなって言ってしまった。

『えっ!いーの?』

『絢ぁ。3人は無理だよぉ〜』

『じゃあ私が出るから!』

『『うわー!ダメダメ!!』』

『えー?』

『私が出る。』

と加恋が言ってベットから出てソファに横になっていた。

しかもよく見たらもう寝てる。

『絢ぁ。もうちょっとよって!』

『ごめん!!』

私は急いでよって裕二が入れるぐらいのスペースを作った。

『んじゃおやすみ。』

『おやすみ。』

私は1人で起きておくのも何なので目を閉じたらウトウトしてきた。

加恋、裕二おやすみなさい。