『いつから?』

『えっと…1ヶ月ぐらい前から…。』

『そっか…俺気づかなかった。今さっきまで何されてた?』

『腕を蹴られただけ…。』

『ちょっと見せて』

『わかった。』

『っ!痛っ!』

『あっ!ごめん!痛かったよな…俺気づかなかった。』

『大丈夫だよ…気にしないで!』
私どうなっちゃうのかな…。
もしかして蹴るとかだけじゃなくなっちゃうのかな…

『めっちゃ腫れてんじゃん!どっかで冷やさないと』

『あっいーよ!それより椋本くんは部活に行かなきゃ!』

『あっ…忘れてた』

『私も部活あるし…』

『つかさ東雲さんって何部?』

『えっ?茶華道部…ってか椋本くんは?』

『俺は水泳部。』

水泳部…加恋ちゃんと一緒か!
『あのっ!そこには加恋ちゃんっているでしょ?あの子私の友達!』

『そっか…だから…』

『?だから…?』

『いや!何でもねー!じゃあ部活帰りに茶華道部寄るな!』

『?ありがと。待ってるね。じゃあ加恋ちゃんによろしく!』
『ああ。じゃあな!』