私が隠れているのは衣装部屋の1番奥のクローゼット。
この中が1番、洋服が少なくて入りやすかったから。
でも、1番奥だから逃げにくいのが欠点。
だから見つからないコトを祈るしかない。
もし、見つかったら…、
間違いなく殺される。
逃げ道は無い。
コツッ…コツッ…。
また聞こえて来た。
今度はどんどん近づいてくる。
ギィー…。
『いねぇな。』
バタン…。
ヤバイ…、クローゼットを開けてる…?
ギィー…。
『ちっ、ここにもいねぇ。』
バタンっ…。
ここにある、クローゼットの数はざっと10個。
って今何個目なの?
ギィー…。
バタンっ…。
怖いよ…、どんどん音が大きくなって来てる。

