絢side
最近、結城さんがぼぉーっとしていることが多くなった。
私は気になって気になって仕方なかった。
だから声をかけてみた。
『結城さん?』
『……。』
『結城さんっ?』
『……。』
『結城さんっ!!』
『あっ…、はい?どうしました?』
『いえ、ただぼぉーっとして居たので気になっただけです。』
『私がぼぉーっと…、あの…
ありがとうございました。』
『いえいえ、別に良いんです。
あの、もし眠れてないなら無理しないでくださいね?』
『いえ、大丈夫です。
気にしないでください。』
『別に、強がらなくて良いんですよ?
私、誰にも言いませんから。』
『…実は…、
ちょっと眠れなくて。』
『考え事ですか?』
『はい。』
『そうですか…、
早く解決すればいいですね?』
『ありがとうございます、ではそろそろ仕事に戻ります。』
『夜はちゃんと寝てくださいね?』
『承知しました。』
『さようなら。』
『はい、さようなら。』
結城さんが部屋から出て行った。
私は思った。
結城さんって本当に悪い人なのかな。
そんな風には見えないけどな。
まぁ人は見かけによらないんだよね。
最近、結城さんがぼぉーっとしていることが多くなった。
私は気になって気になって仕方なかった。
だから声をかけてみた。
『結城さん?』
『……。』
『結城さんっ?』
『……。』
『結城さんっ!!』
『あっ…、はい?どうしました?』
『いえ、ただぼぉーっとして居たので気になっただけです。』
『私がぼぉーっと…、あの…
ありがとうございました。』
『いえいえ、別に良いんです。
あの、もし眠れてないなら無理しないでくださいね?』
『いえ、大丈夫です。
気にしないでください。』
『別に、強がらなくて良いんですよ?
私、誰にも言いませんから。』
『…実は…、
ちょっと眠れなくて。』
『考え事ですか?』
『はい。』
『そうですか…、
早く解決すればいいですね?』
『ありがとうございます、ではそろそろ仕事に戻ります。』
『夜はちゃんと寝てくださいね?』
『承知しました。』
『さようなら。』
『はい、さようなら。』
結城さんが部屋から出て行った。
私は思った。
結城さんって本当に悪い人なのかな。
そんな風には見えないけどな。
まぁ人は見かけによらないんだよね。

