私は着替えて部屋の外にでると、裕二が立っていた。
『ごめっ!待たせちゃったよね?』
『ああ、気にすんな。』
『ゴメン…。』
私はそっと俯いた。
すると裕二は私の手を握って行こう?と言ったから私は笑ってうんっ!って言った。
そして私達は近くのカフェに行った。
そして、裕二はブラックコーヒー、私はカプチーノを頼んだ。
裕二が口を開いた。
『もしかしたらあいつは美咲と悠斗の従兄弟かもしんねぇ。』
『ふぇっ?あいつって誰?』
『結城 和樹だよ。』
『あっ、結城さん。』
『美咲の仕業かもしれねぇ。』
『えっ?美咲ちゃん!?』
『俺が絢を選んだコトが気に入らないんだろう。』
『えっ?えっ?』
『だぁかぁらぁ!あいつは、美咲のこと溺愛してたからぁ!
美咲が殺せとか消せとか言った相手を簡単に殺せるんだよ。』
『えっ…?』
『多分…、ターゲットはお前だ。』
『…っ!
わ…たし?』
『大丈夫だ!絢は俺が守るから。』
『裕二…、私…
殺されるの?』
『いや!絶てぇに死なせねぇっ!!』
『えっ…?』
『だって、絢は俺の…
希望の光だろ?』
『〜っ!……うんっ!!』
『なるべくあいつには近づくな。』
『うんっ…、分かった。』
あの人は多分、本気で殺せると思う。
怖くないって言ったら嘘になるけど、私にはみんながいる。
だから…、
大丈夫!

