裕二はあの人の元へと行ったのだろう。


私はある人に電話をかけた。


『もしもし、東雲 絢を排除して。』

『御意。』

わずか数秒の会話。

これで裕二が手に入る。

あははっ。

楽しみだな。

裕二の顔が悲しみに歪む瞬間が見れるなんて。

裕二が絶望してくれたら全てが手に入る。