悲しみ、怒り、絶望。
そんな負の感情が私の中に芽生えて消えない。
どんどん負の感情に飲み込まれてゆく…。
私が悪いけど…。
私が望んだことなのに…。
どうして涙が止まらないの?
裕二は私じゃなくて美咲ちゃんを選んだ。
だからもう裕二とはさようなら。
だから裕二のことは忘れよう…。
もう裕二には逢いたくない。
憎しみ、恐怖、嫌悪。
嫌い、あんな奴は私の知ってる裕二じゃない。
私が変わった。
裕二は何にも悪くない。
私の中で戸惑いが現れる。
本当に逢えなくていいの?
もう諦めるの?
もう本当に嫌いなの?
違う。
私はまだ裕二が好き、逢いたい。
私はそのまま闇に落ちた。

