好きになっちゃダメですか?

裕二side

可愛い…。

俺が絢の足が痛そうだったから、抱きかかえたら顔を真っ赤にして自分で歩くって言ったけどさっきみたいになっちゃダメだからダメだと言った。

絢は俺がつくったパンとココアを約1時間かけて食べた。

そして絢は悲しい表情をして、俺にベランダに出る。と伝えてからベランダに出て行った。

絢はしばらくベランダにいたけど入ってきて美咲ちゃんがいると伝えてきた。

俺はもしかしてと思い、絢が言っていた場所に向かった。

それが命取りになるとも知らずに…。

俺が行くと悠斗がいた。

俺はゆっくりと近づいた。

すると悠斗は俺の方じゃなく俺の家のベランダをじっと見ていたから俺も気になってそっちをむいたら別に何にもなかったからまた美咲たちの方を向いた。

美咲は笑っていた。

『あーあ、残念。
死ななかったんだ。』

『ふざけるな!
何が目的だ!!』

『だからぁ、泥棒さんから裕二を救おうと思って。』

『いらねぇ…』

『え?』

『俺はお前といるより、絢といた方が幸せなんだ!』

『はぁ?私、次にあったら付き合ってって約束したし。』

『別に俺はお前のことは好きじゃねぇし。』

『いやよ!裕二は私の…『おい!裕二。あいつって絢とかゆー女じゃねぇのか?』』

『あ?………絢だ…。』

『ほら。あいつは裕二のこと嫌いなんじゃない?』

俺は美咲の言葉を無視して走り出した。

でも絢は入り組んだ道や人通りが多いところを通るから俺は絢を見失ってしまった。

『くそっ!』

俺は一旦家に帰った。

ーーん?何だあれ?ーー

机に置き手紙とリングがおいてあった。

置き手紙にはこう書いてあった。

ごめんね…、裕二。

私の身勝手な行為をどうか許してください。

そして幸せになってね。

あとこのリングは返します。

美咲ちゃんにでもあげてください。

さようなら。

絢。


は?身勝手な行為をどうか許してください?

このリングを美咲にあげろ?

ふざけんな!!

ならいなくなるなよ!?

お前以外にリングなんかあげねぇよ!!

どうしてお前は全部自分で抱え込むをんだよ!?

俺にも相談してくれよ…。