『美咲、黙って聞いて欲しい。
俺はもうお前を抱かない。
だからもう俺に近づくな。』
『え?何でぇ?私、何かしたぁ?』
『いや。何にもしてねぇ。だが、俺はもう加恋と約束した絢を世界一幸せにすると。』
『ちっ。』
『じゃあな。』
俺は走った。
絢。絢。絢。絢。
どうしようもないほど好きだよ。
『あー!もしもし?絢ねぇ今、私の家にいるかな裕二も来な!』
『ありがとう。』
それは加恋からの電話だった。
本当に加恋には感謝してもしきれないな…。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…