俺は絢を空港まで送った。 そしてキスをした。 絢は今にも泣き出しそうな顔をしながら空港の奥へと消えて行った。 苦しかった。 男なのに泣きそうになった。 俺はずっと待ってる。 俺はすっかり聞くのを忘れていた。 あははっドジだな俺… それから美咲はずっと俺の近くにいるようになった。 そして美咲が、私が慰めてあげようか?と言ってきた。 最初は断ったけど、時が経つにつれどんどん不安が大きくなってゆくからついに俺は美咲に手を出してしまった。 俺がバカだった。 許してくれ…絢。