悠斗くんに話したら条件付きでOKと言われたらしい。

その条件とは…3年間アメリカに留学すること。

私は苦しかったけどその条件を飲んだ。

裕二にはあったときに話したらいいよね?

花園さんもOKしたらしいから明日私は解放される。

でも明々後日にはアメリカに行かなければいけない。

私は1日だけ、時間が欲しいと頼んだのだ。

お願い裕二…。どうか私を忘れて美咲ちゃんと幸せになって。

でもそれは私の本心じゃない気がした。

だってそれを願った時、胸が引き裂かれるように痛かったから。

でもねっ私は多分裕二を幸せに出来ないから…。

でも私がアメリカから帰ってきてまだ私も裕二も想い合っていたらまた考えよう。

もう夜が更けてきた。

明日は早い…
早く寝よう。

早く…。

私はそんなことを考えながら夢の世界へと誘われて行った。