悠斗side


ほんっとこいつって単純でお人好しだなぁ。

見てるこっちがイラつく。

はぁ…とため息をつきながら隣で眠る絢ってゆー女の頭を撫でた。
するとそいつは裕二….。と言いながら微笑んだ。

その微笑みに一瞬ドキッっとした。

しかも可愛いとさえ思えた。

今、向かっているのはある離れた島にある友達の家だ。

友達は大富豪の孫で、島を丸々買って屋敷を建ててメイドや専属の執事までいる。

俺が話すとOK〜♪じゃあ待ってるよぉ!なんて感じで返事が返ってきた。

あっ見えてきた。

これから楽しくなりそうだな…