好きになっちゃダメですか?

絢side


昨日、結局あの足音の原因はわからなかった。

加恋は昨日は私のベットで寝て裕二がソファだった。

何かとても胸騒ぎがする。

今日、絶対に何かが起こる。

そんな気がする。


バンッッッ!!


そんなことを考えている時、病室の扉がものすごい音を立ててあいた。

びっくりした。

私は裕二と加恋の顔を見た。

そしたら二人とも顔が強張っている。

まるで殺人鬼が目の前にいるかのように…。

私は気になって起き上がり歩いて2人の元へと行った。

でも次の瞬間私はそこに行ったことを後悔した。

そこには悠斗くんと何人かの仲間が立っていた。

怖い。

『裕二…。どうしよ…『おい!!裕二!少し話があるこっちに来い!!』

『あっああ…』

『裕二…。』

『大丈夫だ。すぐに戻って来る。』

裕二はそう言いながら私を抱き締めた。

『裕二…気を付けてね。』

と私は言った。

『ああ。』