彼はきっとそれを
知っていた。



多分、お互いなんとなく
好きだったから
付き合ったんだと思う。




でも時間とともに
だんだん傷は無くなって



お互い嫉妬するきもちを
知ったんだと思う。



一ヶ月経った頃には
好きあっていたかな。



あたしの中から前の人が消え
彼に染まっていった。

きっと彼も
あたしに染まってた。