ガラッ
うわ!みんなの視線が一気に…
っと思ったがすぐに逸らされた
すると、1人目にとまる生徒がいた
背が高くて、茶髪で…
そう、朝の…ホームでぶつかった人。
「どーかしたのか?」
「うん…朝、電車のホームでぶつかった人がいるんだよね」
「そっか。謝った方がいんじゃねーの?雫、そういうのほっとけないんだろ?」
「うん…いってみる!」
私はその男の子の前まで行き
顔を覗き込んだ
「あの〜…」
「ん?」
「朝の…電車の人、ですか?」
「あ、あの時の…大丈夫だった?」
「いえ…朝はすみませんでした」
「いーよ、謝らなくて。元はと言えば俺がよそ見してたんだし…それと、敬語使わなくていいから」
「あ…ありがとう。よろしく…ね」
「ん…」
私はその場を後にする
あの人…朝、顔はよく見えなかったけど
かっこいい…
うん、かっこいいよ
「そんなにかっこよかったのかよw」
「え!?」
「バカじゃねーの?声に出てるw」
「あはは〜w」
「それで?…一目惚れしちゃったの?」
「はは…まさか」
まさか…ね
「ふ〜ん」
「やめてよね!変なこと考えるの」
「は?考えてねーよ」
「篠がふ〜んって言う時は、そーゆー時なの!」
「バレた?w」
「何年一緒にいると思ってんの?」
「はいはい」
「それで?…何考えてたの?」
「んー、雫とあいつをくっつける方法?」
「はっ!?やめてよ!」
「照れんなよw」
「照れてない!」
私は篠を置き去りにして
スタスタと自分の席に座った
だけど…

