「むぅーーー取れない!!!」
金魚すくいは思いの外、難しかった。
「そもそも、こんな紙で金魚を取れるわけなくね?」
私が文句を言うと…
「まん中じゃなくて、
端の方を使ってみると、やりやすいよ?」
先生がそうアドバイスをくれる。
先生の方を見ると、
金魚をひょいひょいすくい上げている。
「簡単に言ってくれちゃうけどさ…」
私もやってみるけど、
やっぱり難しい…
「ああああ!!!腹立つーーー!!
うりゃー!!両刀使いじゃああ!」
「ええええ!?
彩音さん、それは流石に………
って!
浴衣の袖、水について濡れちゃってるから!」
「うるさい!
絶対に一匹は取ってやるんだから!
覚悟しろよ?この金魚野郎!」
「えええ!?
金魚になんか恨みでもあるの!?」
金魚すくいは思いの外、難しかった。
「そもそも、こんな紙で金魚を取れるわけなくね?」
私が文句を言うと…
「まん中じゃなくて、
端の方を使ってみると、やりやすいよ?」
先生がそうアドバイスをくれる。
先生の方を見ると、
金魚をひょいひょいすくい上げている。
「簡単に言ってくれちゃうけどさ…」
私もやってみるけど、
やっぱり難しい…
「ああああ!!!腹立つーーー!!
うりゃー!!両刀使いじゃああ!」
「ええええ!?
彩音さん、それは流石に………
って!
浴衣の袖、水について濡れちゃってるから!」
「うるさい!
絶対に一匹は取ってやるんだから!
覚悟しろよ?この金魚野郎!」
「えええ!?
金魚になんか恨みでもあるの!?」

