「外出許可…ですか?
なんでまた?」
「明後日の終業式…行きたいの。」
期末試験が終わって、今はちょうど試験休みだったから、学校に行く用事もないし、入院してても何も思わなかったけど。
終業式は、私の数少ない友達に会えるから。
私の大好きな、学校にいる方の谷中先生に会えるから。
夏休み前、最後の日だから…
どうしても行きたいのだ。
ちょうど昨日…ようやく平熱に戻って、
これはいけるかもって思ったのに…
喘息なんて出るし…
「ダメ…ですか?」
「………」
そう聞くと先生は考え込む。
どうせダメって言うんだろうな。
真面目君だもんね。
「どうしても、行きたいですか?」
「もちろん。」
おっ?もしかして、これ。
なんか、風向きが…
「仕方ないですね…
明日の様子次第で考えてあげます。」
え?
本当に?
「っしゃあ!」
「ただし!だからって、
今日みたいに、逃げないこと!
隠さないこと!いいですね?」
「もちのろんだ!
…っ!ゲホッ…ゲホ…ハァ…」
なんでまた?」
「明後日の終業式…行きたいの。」
期末試験が終わって、今はちょうど試験休みだったから、学校に行く用事もないし、入院してても何も思わなかったけど。
終業式は、私の数少ない友達に会えるから。
私の大好きな、学校にいる方の谷中先生に会えるから。
夏休み前、最後の日だから…
どうしても行きたいのだ。
ちょうど昨日…ようやく平熱に戻って、
これはいけるかもって思ったのに…
喘息なんて出るし…
「ダメ…ですか?」
「………」
そう聞くと先生は考え込む。
どうせダメって言うんだろうな。
真面目君だもんね。
「どうしても、行きたいですか?」
「もちろん。」
おっ?もしかして、これ。
なんか、風向きが…
「仕方ないですね…
明日の様子次第で考えてあげます。」
え?
本当に?
「っしゃあ!」
「ただし!だからって、
今日みたいに、逃げないこと!
隠さないこと!いいですね?」
「もちのろんだ!
…っ!ゲホッ…ゲホ…ハァ…」

