はいはいようこそいらっしゃい。







ここは【異世界の館】の扉の前。



私は扉の番人【    】と申します。以後お見知りおきを。










え??名前がわからない?



あらあら。そうでしたね。

私の名前は異世界の住人にしか分からない不思議な名前。


まだ貴方はそちら側の住人のようですね。それはそれは残念な事で。





でもここにいるという事は、もう戻れなくてもいいという事なのでしょう?

ふふふ。



では貴方にぴったりの不思議な物語をあげましょう。


ほら、もう聞きたくて貴方の頭の中はウズウズしてる。



さぁさぁ、その扉に触れてみなさい。


そして貴方の望むまま、扉を開けなさい。













そして、魂の扉も……ふふ…