「ねぇ、私達、友達にならない?」 そう言うと、右手を差し出してきた花蕾さんに目を見開く。 「え?」 …友達…? 「ずっと、気になってたんだ。もう半年経ってるけどね」 そう言って、自嘲気味に笑う花蕾さん。