「あ、私転校生なら見たよ。」
若菜がこっちに来ながら言った。
ナツは若菜の方を見て、
「若菜転校生見たの⁉︎イケメンだった⁉︎」
「イケメンかどうかは分からないけど…」
「けど?」
「なんか雰囲気が冷たいっていうか…」
「クール系男子なのね〜…」
またまた妄想に浸っているナツを若菜と苦笑いして見ていた。
「そんなに冷たかったの?」
「うん、生きた人形みたいだった。」
生きた人形……
理由は分からないけれど、何故かすごくその人が気になった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…