あれ……? いつもと雰囲気違う…… すごく難しい顔をしているし…… 「遥希何かあった?」 そう言うと、こっちを向いて何か決心したような感じだった。 「なぁ、聞いてくれ……」 「何を?」 すると、今まで静かだったのに急に強めの風が吹いた。 遥希は何か言っているけど、聞こえない。 風でボサボサになった髪を直しながら 「ごめん、もう一回言って。」 「誰も知らない真実を……」