「今日はあなた達の婚約について.......よ」







「はぁ~~?」





なによそれ~!!





私の大切な休日をつぶしたあげく上原亮也に会ってまでしてそれ~?







「ちょっと待って...........なんかもう婚約が決まってるようなくちぶりなんだけど?」






まさか、まさかね?






「そうよ♪」







「無理無理無理無理無理無理!!絶対無理!!
誰が上原亮也なんかと」






「なんだと?」






今まで黙ってた上原亮也がくちを開いた






「そこまで言われたらやる気出てきた、絶対俺の婚約者にしてやる」





いやいやもう決まってるんでしょ?






「ずっと好きだった涼風の婚約者になる為だったら俺なんでもする」





は?..........す、好き?




ってか私のこと好きになる人なんかいたんだ...






「涼風.....心の声だだもれ」






「ハッやば...........」




うっかりしてた





「お前告白されたことないのかよ?」




ムカッ






「どーせ私はブスですよ!」






「いやそー言う意味じゃなくて............」







「じゃあどーいう意味?」







「お前学校で1番モテてるから」






「!!!そんなの知らなかった........」






「まぁまぁ涼風も.......あっ!そうだ!いくら涼風が嫌でも亮也君は賛成してるから1ヶ月仮婚約者になって1ヶ月後涼風の気持ちが変わったら婚約パーティーを開くことにしましょ♪」





「わかった..........」