次の日、初登校。

俺は2年2組らしい。

教室のドアの前で待機中、

「転校生の沢井くんだ!…沢井こい!!」

ーガラっー

「こんちわ、沢井賢人です。」

「みんな、なかよ…」

『あああああああぁ!!!!』

うっせ、何だよ。

「あ。」

『賢人く、じゃなくて賢人じゃん!!』

「うっす。」

『いやー!まさか同じクラスなんて!』

「はいはい、お二人さん?」

『あ、先生ごめん!』