「で?今日の朝何を言おうとしてたの??返事?」

優香はコクリとうなずいた。

「じゃあ、どうぞ。」

『~♪~♪~♪~』

「??」

優香はいきなり歌い出した。

え!!っと思ったけど、すぐ分かった。

これが優香なりの答え方なんだろうと。

すごく切ないラブソングだった。

どこかで聴いたことがあるかもしれない。


歌い終わると優香は

てれたように

『よろしく…』

そう言った。

「え!まじ?!」

俺は大きくガッツポーズをし

優香を抱きしめた。

「ありがとな。」

『…私、歌でしかちゃんと伝えれなくて…、ごめんね。』

「ちゃんと伝わったから。」


『ありがとう、私のこと好きになってくれて。』

「幸せにするから。」

『…うん…!』